WordPressのセキュリティ対策【初心者が押さえるべき5つのポイント】

はじめに:WordPressとセキュリティ

WordPressは世界中で最も使われているCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)のひとつです。
しかし、その分悪意を持った人物の攻撃対象にもなりやすいのも事実です。

初心者の方でもしっかりとしたセキュリティ対策を行うことで、
不正アクセスやデータ漏洩のリスクを大幅に減らせます。

この記事では、初心者でも簡単に実践できるWordPressの基本的なセキュリティ対策を5つに絞って解説します。
安心してサイト運営を続けるために、ぜひ参考にしてください。

1. WordPressとプラグインは常に最新の状態に保つ

セキュリティホールを狙った攻撃は、古いバージョンのWordPressやプラグインに多く見られます。

開発者は脆弱性を発見すると修正版を用意することもあるので、アップデートを怠らずに最新バージョンに保つことは重要です。
長い間バージョンの更新がないプラグインは、既に管理されていないということもあります。

自動更新機能を使うのも便利ですが、知らないうちに行われた自動更新によってWordPressが不具合を起こすこともあります。
許容できない場合は任意のタイミングで手動更新を行うようにしましょう。
その際は行う前にバックアップを取っておくと安心です。

2. 強力なパスワードとユーザー名を設定する

WordPressのログイン情報は狙われやすいため、「admin」や「test」といった簡単なユーザー名は避けましょう。
またパスワードも英数字と記号を組み合わせた複雑なものにすることが推奨されます。

3. セキュリティプラグインを導入する

WordPressには無料で使える優秀なセキュリティプラグインが数多くあります。

代表的なものには「Wordfence Security」や「Solid Security (旧 iThemes Security )」といったものがあります。
不正ログイン防止やファイアウォール機能、スキャン機能などを簡単に導入可能です。

プラグインの設定も難しくなく、基本的な推奨設定を使うだけで導入を行えます。

4. ログインページのURLを変更する

WordPressのログインページは通常「wp-login.php」や「wp-admin」と決まっています。
そのため、これを狙ったブルートフォース攻撃(総当たり攻撃)を受けやすいです。

専用プラグインでログインURLを変更すれば、不正アクセスのリスクを減らせます。
例えば「WPS Hide Login」などが人気です。

5. 定期的にバックアップを取る

もし万が一攻撃を受けてサイトが壊れたりデータが消えたりした場合に備えて、バックアップは必須です。

サーバー側のバックアップや、WordPressプラグイン(「UpdraftPlus」など)を利用し、定期的に自動バックアップを取ることを習慣化しましょう。

まとめ:セキュリティは日々の積み重ねが大切

WordPressは便利で自由度も高い反面、セキュリティ面には注意が必要です。
今回紹介した5つのポイントは、初心者でもすぐに実践できる基本的な対策ばかり。

特に「アップデートをこまめに」「強力なパスワードを使う」「バックアップを忘れない」ことは、最低限守りたいところです。

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お悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。